天地無用! 魎皇鬼 元祖幕の内
天地四期のイベントに行ってきました。
場所は両国(たぶん初めて降りた)KFC。
ケンタッキーかと思ったら、国際ファッションセンターだそうです。
500人くらいのところなのですが……たぶん去年やると決めた段階ではまだビビってたんでしょうね。
当然完売で、周りでも抽選が落ちたとかどうとかそういう話が聞こえてきました。
昔みたいに杉並公会堂とかそういうところでよかったのに。
異世界の聖機師物語の直前(と言っても15年前か)の話になると、みんなわかっていても、うっすら匂わす程度かな、ファンが分かればいい、わかってんだろ、というものかと思っていました。
が、3巻でガッツリ聖機師物語の始まりをやるようです。
これから生まれる弟の剣士を異世界に送り込むための準備の話。
ブルーレイ売れているんだしこれでいけば、異世界の聖機師物語の続編もできるんじゃないか?
前半はキャスト陣のゆるいお題トークと、ラジオの公開収録。
相変わらずこの手のイベントはキツいわけです。
が、こういうのがいいんだろうと納得しました。
なんでも勉強ですよ!
キツいと思ってもこういう内容のイベントは一切なくならないし、ちゃんと盛り上がってるし。
こういう感じができなきゃいかんのだと。
それが1時間45分くらい。
休憩挟んで、後半が1時間ちょっと。
後半は朗読ドラマ。
さぁ、お勉強の時間はおしまいだ!
これを待っていたんだよ。
おそらく天地四期終了から5年後〜15年後くらいまでの回想シーンでした。
みんな最低数千年〜数万年単位の長命なので、15年は僅かな時間。
これだけで満足です。
その後テーマ曲のアーティスのライブと、プレゼント抽選、そしてED。
やっぱ行ってよかったですわ。
熱くなりました。
今週末は富士見ファンタジアで天地の新刊も発売するわけです。
この13年間、よくもまぁ打ち切られずに続いたもんです。
富士見で唯一以前の装丁を続けている作品だし。
しかしよく考えると打ち切られる理由無いんですよね。
僕は月1くらいで、角川系ラノベのランク表見ながら注文するんですね。
SとA〜Dの5段階なんですが、大量にあるわけでそもそも、近刊含め大半はDにも入らず掲載されないんです。
その中で天地はB〜Dで載り続けているわけで、年一回は毎巻重版。
最初のほうは10刷超えています。
打ち切る必要ないですもんね、これ。
毎回思うけど、今のハーレム・鈍感・チートな作品はここからなんですよね。
これ以前存在せず、これ以降「ありなんだ」と増えるわけです。
うる星やらんまは女性作家で、女の子がたくさん出るけどハーレムとはちょっと違う。
高橋留美子に直接影響を受けている、あかほりさとるも男性寄りになっただけで同じ。
今度復活する、細野不二彦のさすがの猿飛も全く同じですね(これも今また受けそうな作品かも)。
これらと完全に隔絶してますね。
ほんと、ガンダムがアニメを変えたのと同じくらい、アニメやラノベをガラっと変えてしまったんですよね。
90年代作品で未だにリメイクじゃない新作ができるのもエヴァと天地くらいかな。